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感想文

本や映画や、いろんなことの感想文を書いています。

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映画『アナと雪の女王』を見た

当時すごいブームになって、今でもキャラグッズとか定着してる『アナ雪』。

 

 

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見に行ってよかったかどうかと聞かれれば、「よかった」って答えますけど、う~ん・・・。

素直に、「めっちゃ感動した!」と言えない私は、きっと『姉』だからなんでしょう。

やっぱりきょうだいって結局、こうなるのね的な。

複雑・・・。

もやもや~・・・。

 

 

慎重で、不器用で、要領の悪い、本当はとても優しいのに、優しくしたいのに、伝わらない、肝心なところでへまをしてしまう、エルサ。

 

これ典型的な、上の子気質。

 

大胆で、天真爛漫で、要領もよく、素直で、優しくて、愛嬌もあって、ポイントを押さえるのもうまく、愛されキャラの、アナ。

 

これもまた、典型的な下の子気質。

 

生まれる順番。

 

逃れられない宿命。

 

自分と弟、そしてうちの姉弟も例にもれず、アナとエルサ、そのまま。

(と、自分をエルサに投影する図々しさはおいといてください)

 

その素直さと、大胆な行動力と、天真爛漫な魅力で、恋人ゲットしたのはアナ。

 

一方、せっかく自分だけのお城を作って悠々自適に過ごしていたエルサは、妹に泣きつかれて、断れず、折れて国に戻り、亡き王に代わり国を治める責任を負わされる。

 

王家に生まれながら、次女のアナは国の一切の重い責任を姉にまかせ、自由に恋をして、これからもきっと、人生を喜び謳歌して生きていく。

 

一方、王位を継ぐ宿命の長女エルサはきっと、自由な恋もできないまま、政略結婚か、それでなくても、少なくとも氷売りとの結婚は許されないだろう。そしてこれからもきっと、『女王』という大きなプレッシャーとともに、生きていかなければいけない。

 

ねぇエルサ、気の毒すぎませんか・・・?

 

と、『姉』な私は、アナを羨ましく思いつつも、アナのようにはなれない自分にため息をつき、これからのエルサの苦悩に、どうしても思いをはせてしまいます。

 

せめて、氷売りのクリストフがエルサの彼氏になってくれれば、少しは救われたのになぁ。

 

せめて、福山雅治が私と結婚してくれれば、だいぶ救われたのになぁ。

 

 

ちなみに、悪役に描かれているハンス王子だって『13番目の王子』として生まれ、自分にはどうせ王位継承のチャンスはないからという動機で悪事を働くわけで、ハンスが王家の長男に生まれてさえいれば、その機転のよさで、いい外交をし、いい国政をし、国を繁栄させる優秀な王様になったかもしれないじゃないですか。

 

ハンスもまた、生まれた順番の宿命に苦しむ1人。

 

ハンス王子とエルサは、自分ではどうすることもできない宿命を背負う身として、案外、理解し合えるんじゃないかなぁ。

 

 

 

大ヒット曲『ありのままで』

いいですよね。

メロディーも、歌詞も、すごくキャッチーで、文句なく名曲。

 

ありのままの 姿見せるのよ

 

ありのままの 自分になるの

 

 

悩んでたことが 嘘みたいね

 

だってもう自由よ なんでもできる

 

どこまでやれるか 自分を試したいの

 

 

これでいいの 自分を好きになって

 

これでいいの 自分信じて

 

光あびながら 歩き出そう

 

劇中でエルサは、このうたをうたいながら、自分の魔法の力で、自分だけの、美しい氷のお城をたてます。

 

国を飛び出して、1人、氷の魔法やりたい放題、使いたい放題の暮らしに、夢と希望をふくらませながら、うたってたんじゃないでしょうか。

 

でも結局、国に戻り、王位を継いだエルサは、果たして

『ありのままの姿見せ』られるのか?

『自由』になれるのか?

『なんでもできる』のか?

『どこまでやれるか 自分を試』せるのか?

 

日本の天皇家や、イギリスの王家や、まぁ一般的な『王家』のイメージを思う限り、とてもそうは思えないんですよねー。

 

エルサがいなくて寂しいのは、アナの方であって、エルサはそうでもなさそうだったし。

 

だって、氷のお城で再会したエルサは、髪形も変え、自分の趣味に合うドレスをまとい、おもいっきりイメチェンして、羽を伸ばしていたじゃないですか。

 

もうそっとしといてあげなよと。

 

国が万年冬になっちゃったのは、それはそれで受け入れて、残ったアナとハンス王子で何か、冬の国ならではの外交や売りを見つけて、工夫してどうにか自分たちでやっていきなよと。

 

エルサの魔法に頼るんじゃなくて。

 

そこを

『お姉ちゃんに帰ってきてもらって、お姉ちゃんに何とかしてもらおう!』

と、迷いなく思い、迷いなく行動できちゃうところが『妹』なんだよなぁ。

 

エルサのお城にたどり着き、そこで、王家のしがらみから解き放たれ、イメチェンして、1人、悠々自適に暮らしている姉を見ても、姉の気持ちを想像もせず、躊躇もせず『寂しいでしょ?』と決めつけるあたり。

 

甘ったれ。

でも憎めない。

仕方がないなぁと、つい言うことを聞いてあげたくなってしまう。

そう、それが『妹』。

 

結局、妹のために、国のために、人々のために

自分のやりたかったことを諦め

自分に課せられた、持って生まれた運命を受け入れる。

 それが『姉』。

 

 

王位についたエルサが、禁断の恋に落ち、すべてを捨てて、駆け落ちとかしちゃったりしたら、きっとその時になって初めて、アナは、姉の複雑な思いを知るのでしょうね。

 

ま、エルサは駆け落ちなんてしないだろうけど。姉だから。

 

ま、もしそうなったとしても、アナは、周りに助けられまくって、結局、苦悩の日々にはならないだろうけど。妹だから。

 

ちなみに今更、こんな感想を書いたのは、ぷちこんぶさんのブログを読んだから。

 

peticonbu.hatenablog.com

 

そしてぷちこんぶさんの記事についたブクマ。

 

アナ雪から学んだこと。 - D'ac

わかります笑のんきな女の子は守ってあげたくなったりしてかわいいですよね

2015/10/15 09:25

 

かみゅ(id:kamkamkamyu)くん、アナになれない全国の姉に、おいうちかけないで~。

 

慎重で甘え下手で我慢しがちで要領も悪く可愛げもない姉気質でも、その隣に、自由奔放で天真爛漫でわがままでも甘え上手で素直で可愛いくて守ってあげたい妹気質がいたとしても、それでも姉がいいと、誰か、言ってくれないかなぁ・・・。

 

 

 

 

 

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