感想文

本や映画や、いろんなことの感想文を書いています。

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工場的畜産は残酷なのか?

 

※ 画像は一切貼ってません。

※ 動物愛護に傾倒した内容ではありません。

※ 畜産方法の詳細等の記載は意識的に避けています。そのようなコメントがついた場合は、返信せずに削除させていただきます。

 

 

 

 

 

工場的畜産って言葉を知ってますか?

文字通り、畜産業がまるで何かの生産工場のようになっている状態。

現在の日本の畜産業において、普及している形態を指す言葉です。

日本では、多くの家畜はまるで、工場の部品のように扱われています。

 

有名なのは、養鶏所のバタリーケージや母豚のストール飼育。

 

工場的畜産では、肥育のため、管理のため、家畜が、狭いところに閉じ込められたり、身動きが取れないほどの過密飼育だったりします。

 

日本の法律では『その動物の種類、習性等を考慮した飼養又は保管を行うための環境の確保を行わなければならない』と定められてるんだけど、『習性を考慮した飼養』は、事実上、行われてないのが現実。

 

EU諸国では数年前から、ニワトリのバタリーケージ飼育と母豚のストール飼育については、段階的に、禁止、廃止になっています。

 

 

私はね

30年前、小学生だった頃

当時はまだ『工場的畜産』って言葉はなかったけれど

だんだん機械的、無機的になっていく畜産業を

知ったときからずっと

可哀想だなぁ

残酷だなぁ

酷いことするなぁ

と思い続けてきたんです。

 

 

20年くらい前かな?

まだ学生の頃だったと思う。

インターネットが普及してない時代で、正確な時期はわからないんだけど

スイスが

『ニワトリにも大地を踏む権利がある』

と言って、ニワトリを棚に並べて飼う、バタリーケージを廃止したんです。

それを聞いた当時、本当に感動してしまって

いいなぁ~スイスに移住したいな~と、心から思いました。

 

 

 

 

人間は、狩猟生活から、農耕と牧畜の生活に進化していったわけだけど

 

家畜を育てて食べる

 

ってどういうことなんだろう?って

今でもずっと考え続けています。

 

 

 

その過程で知った

 

田中畜産さん。

 

田中畜産|但馬牛の繁殖から放牧牛肉の販売まで

 

子牛の取り上げ、肥育、屠畜まで自分の手でされている牧場主さんのブログを読むようになったり

 

blog.tanatiku.com

 

 

3匹のブタを、自分で育て、屠畜に立ち合い、自分で食べるという経験をして

ルポを書いた内澤旬子さんの本を読んだり

 

 

飼い喰い――三匹の豚とわたし

飼い喰い――三匹の豚とわたし

 

 

 

もっと昔は、アニマルライツセンターや、地球生物会議ALIVE、今は統合されてるみたいだけど、AVA-netなど、動物愛護団体の書籍を読んだり冊子を定期購読したり、サイトを熟読していた時期もありました。

 

※動物愛護団体サイトのリンクは貼りません。上記サイトは比較的良心的ですが、それでもかなりショッキングな内容も掲載されています。行かれる方は自己責任で。精神状態の不安定な方はやめた方がいいです。

 

 

それでも、そう簡単に結論がでる問題ではなく

自分の立ち振る舞いには常に、これでいいのかな?という迷いも。

 

 

 

そんな中で変わらなかった

『せまいところに閉じ込めて飼う工場的畜産は残酷で可哀想』

という価値観が

ゆらぐ記事に出会ってしまった昨日。

 

karapaia.livedoor.biz

 

ある島のハヤブサが、食糧を貯蔵する方法として、捕まえた小鳥の羽をむしって足をきかないようにして、生きたまま、岩の中に閉じ込める っていう行動をしているらしいっていう記事。

 

 

これがもし本当だったら、人間がやってる畜産と同じじゃないですか?

 

しかも『その動物の習性を考慮した飼養』をしていないっていう点では

 

せまいところに閉じ込めて飼う『工場的畜産』と同じじゃないですか?

 

野生のハヤブサが、人間の工場的畜産とほぼ同じような行動をとっているということは

人間が、家畜をまるで工場の部品のように扱うことこそ、自然の摂理に叶った行動っていうことなんじゃ・・・?

 

 

 

昔、マグロ漁船など、長期間の漁に出る船は、漁の間の食料として、ウミガメを積んでいたそうです。

ウミガメは、ひっくり返されると自分でもとに戻ることができない上、そのままの状態で半年くらいは生き続けるそうで、まさに、生きた貯蔵庫になるんですね。

なので、何匹ものウミガメを、食料にするため、さかさまに積み上げていたそうです。

残酷なようにも感じるけど、当時の、生きるための知恵ですよね。

 

そう思うと日本の工場的畜産も、狭い国土で1億人分の食料を賄うための知恵ともいえるわけで。

 

そのおかげで、この30年間だけ見ても、こんなに物価が上がったのに卵の値段は変わらず、むしろお肉の値段は下がり続け、多くの人が飢えから救われ、子供たちの栄養状態は以前よりずっとよくなりましたよね。

 

日本には、給食で命をつないでいる子供たちが実際にいて、給食費をたとえ滞納していたとしても、給食を止められません。それは工場的畜産のおかげで、栄養価が上がった今でも、給食費がとても安価だからできることです。

 

 

 

 

工場的畜産は残酷なのか?

確かに残酷だと思います。

でもそれは、自然界の中にもある残酷さで

生きるための知恵でもあり

多くの人たちの命を救ってもいる。

 

 

それを責めたり、禁止、廃止したりすることは

むしろ

自然から切り離された人間特有の文化なんだなぁ

なんてことを考えさせられた記事。

 

 

 

まだまだ答えは出ないし

これからも考えていきます。

 

 

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参考にさせていただいたサイト

 

caffeyne.hatenablog.com

 

 言及していただいたサイト

 

 この記事に物申したい方は、こちらをご一読されてからどうぞ。

 

davitrice.hatenadiary.jp

 

※ こちらの記事は、画像は掲載されていませんが、動物愛護団体サイトへのリンクがあります。リンクは軽い気持ちでは踏まない方がいいと思います。踏まれる方は、相応の知る覚悟とご準備をなさってください。

 

 

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