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感想文

本や映画や、いろんなことの感想文を書いています。

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プレゼントにおすすめの絵本『ぼくを探しに』『ビッグ・オーとの出会い』

今週のお題「プレゼントしたい本」

 

 

プレゼントしたいというか、実際に何人もの人にプレゼントしたことがある本。

 

 

新装 ぼくを探しに

新装 ぼくを探しに

 

 

 

続ぼくを探しに  ビッグ・オーとの出会い

続ぼくを探しに ビッグ・オーとの出会い

  • 作者: シェル・シルヴァスタイン,倉橋由美子,Shel Silverstein
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1982/07/01
  • メディア: 単行本
  • 購入: 11人 クリック: 64回
  • この商品を含むブログ (57件) を見る
 

 

シルヴァスタインの絵本、『ぼくを探しに』『ぼくとビッグ・オーとの出会い』

 

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有名な名作絵本なので、知ってる人も多いと思うし、超王道なんだけど、やっぱり大好きで、誰かに本をプレゼントするときは、この2冊をどうしても選んじゃう。

この2冊以上に、プレゼントに最適な絵本が他に思いつかない。

 

友人の誕生日プレゼント、出産祝い、就職祝い、結婚祝い、好きな人へ・・・。

いろんな時に、この2冊を贈りました。

 

子供が生まれてからは、子供部屋の本棚にならべ、何度も読み聞かせました。

 

 

『ぼくを探しに』

 

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主人公は、表紙のパックマンみたいな『ぼく』。

『ぼく』は、かけたところにぴったりはまる『ぼくのかけら』を探す旅に出ます。

 

 

何かが足りない

それでぼくは楽しくない

足りないかけらを探しにいく

ころがりながら

ぼくは歌う

『ぼくはかけらを探してる

    たりないかけらを探してる

    ラッタッタ   さあ行くぞ

    足りないかけらを探しにね』

 

たびの途中で、お花をみつけたり、カブトムシと競争したり、雪に降られたり、海をこえたり。

 

せっかく、ぴったり合いそうなかけらをみつけても

 

『ぼくはきみのかけらじゃないからね

   誰のかけらでもないからね

   ぼくはぼく

   もしぼくが

   誰かのかけらだったとしても

   きみのだなんて思えない』

 

断られてしまったり

 

小さすぎたり

大きすぎたり

とがりすぎたり

かくばりすぎたりしてうまくはまらなかったり。

 

うまくはまったと思っても、落としてしまったり

逆に強くくわえすぎて、かけらをこわしてしまったり。

 

そんな『ぼく』の旅の道中は、表紙と同じような、線だけのとてもシンプルなイラストと、数行の、リズムのよい短い文章で描かれています。

1ページ読むのに2秒もかからないような。

この本、倉橋由美子さんの訳もすごくいいんだと思う。

 

そして、そんな『ぼく』は、ついに、ぴったりのかけらを見つけます。

しかも相思相愛です。

まんまるになって、とても調子よく転がれるようになります。

 

でも・・・・・・

 

 

続きは実際に、絵本を開いてみてください!!

小さな子供も、中高生も、そして大人になってからも、全年齢のひとが、その時々で、いろんなメッセージを受け取れる絵本。

私も大好きな本だけど、うちの子どもたちも、幼い頃から大好きで、何度も読んでとせがまれました。

 

 

『ビッグ・オーとの出会い』

 

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『続 ぼくを探しに』というサブタイトルがついたこの本。

 

この本は『ぼくを探しに』の『ぼく』ではなく、『かけら』が主人公の物語です。

 

 

これは2冊の背表紙。

 

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『ぼくを探しに』の背表紙には、『ぼく』に置いていかれてしまった『かけら』が。

『ビッグ・オーとの出会い』の方は、誰もいなくなっています。

もともと、2冊で完結するつもりで書かれたお話だったのかもしれません。

 

1冊目で、『ぼく』は、かけらを探す旅をして転がっていたけれど、2冊目の主人公『かけら』は転がれないので、自分をどこかに連れていってくれる『ぼく』を、じっと待っています。

 

かけらはひとりで坐っていた

誰かがやってきて

どこかへ連れていってくれないか

と待ちながら

 

しかくくて転がれない『ぼく』や

小さすぎる『ぼく』

欠けたところが多すぎる『ぼく』

風船みたいに割れてしまった『ぼく』

 

ちょうどいい『ぼく』に見つけてもらえるように

お花で飾ってみたり

ネオンサインで目立つようにしてみたり

 

 

そしてかけらはついに、ぴったりの『ぼく』と出会い、ぴったりとはまって、調子よく転がっていきます。

 

でも、なぜか突然、かけらは大きくなり始めて、どんどん大きくなって、ぴったりだった『ぼく』と合わなくなってしまう。

 

『君が大きくなるなんて知らなかったよ』

 『ぼくだって』

    とかけら

 

そして『ぼく』は

 

『ぼくは自分のかけらを探そう

    大きくならないのを・・・・・・』 

 

と言って、かけらを降ろしていってしまいます。

 

そこに現れたのは・・・・・・?

 

 

続きは絵本で!!

私はこの本を読んでから、飲み会で酔っぱらうたびに

『私はいつか、ビッグ・オーになりたいんです!!』

と、わけのわからない夢を語るようになりました。

 

 

 

2冊とも、大好きだし、大事な絵本。

大好きな人にプレゼントしたい絵本です。

 

 

番外『おおきな木』

 

おおきな木

おおきな木

  • 作者: シェル・シルヴァスタイン,Shel Silverstein,村上春樹
  • 出版社/メーカー: あすなろ書房
  • 発売日: 2010/09/02
  • メディア: ハードカバー
  • 購入: 11人 クリック: 84回
  • この商品を含むブログ (54件) を見る
 

 

この絵本も、シルヴァスタイン作。

 

この本も持ってるんだけど、ちょっと本棚で見つけられなかった。

この本も、上の2冊と同じように、シンプルな白黒のイラストと、短い言葉で描かれています。

 

おおきな木が、大好きな少年のために、ひたすら自己犠牲になって、でもそれでも、何度犠牲になっても、少年の役に立ててうれしいって言ってる本。

 

最後は、少年に切られて切り株になってしまう。

それでもうれしいという木。

 

でもその次のページにはじめてでてくる言葉。

 

『だけどそれはほんとかな』

 

ちょっと鳥肌が立つというか

ぞくっとします。

私は。

 

 

親が子に与える無償の愛を描いたともいわれている本だけど

最後の一言が、私にとってはちょっぴり怖い絵本。

 

 

番外2『戦争で死んだ兵士のこと』

 

戦争で死んだ兵士のこと

戦争で死んだ兵士のこと

 

 

 

小泉吉宏さんの代表作といえばむしろこの本じゃなく

シッタカブッタシリーズが有名だけど

 

ブッタとシッタカブッタ (心の運転マニュアル本)

ブッタとシッタカブッタ (心の運転マニュアル本)

 

 

 

私は『戦争で死んだ兵士のこと』の方が断然好き。

持ってたんだけど、いつか誰かにあげちゃって、今手元にない。

誰にあげたんだっけな・・・?

 

 

この本は、本屋で立ち読みして、その場でぼろぼろと号泣してしまった絵本。

とても短い絵本で、2分もあれば読めてしまう。

泣かせる言葉も

感動的なセリフもなにもない。

本屋で泣きながら、自分がなんで泣いてるのかもわからなかった。

そんな本。

 

 

野原に、死んだ兵士が倒れている、シンプルなイラストのページからはじまって

その兵士の

5分前、1時間前、2週間前、2年前、10年前・・・・・・

と時間をさかのぼった、断片のシーンが描かれたページが続く。

恋人と別れれた日

恋人と出会った日

試験に合格した日

10歳の誕生日・・・

 

そして最後は、その兵士が生まれた日のことを描いたページ。

 

その次のページにはまた、野原に横たわり動かなくなった兵士。

 

 

それだけの、淡々とした絵本。

 

今、その本は手元になくて

思い出しながら書いてるんだけど

それなのに、それだけでなぜか鳥肌が立って泣きそうになる。

 

命の尊さや

戦争の残酷さが

たぶん一番短くてシンプルなイラストと言葉で

でも

理由なんていらないくらいダイレクトに伝わる本だと思う。

 

 

プレゼントしたいっていうのとはちょっと違うけど

今まで読んだすべての本の中で1番、強烈に心に残っていて

たぶん、今の私の価値観をつくるもとになっている本です。

 

 

 

 

 

以上。

私がだれかに『プレゼントした本』でした。

 

もし私が、ここにあげた本を、あなたにプレゼントしたら

あなたのことを、とても大切に思ってる証拠です♡

 

 

 

新装 ぼくを探しに

新装 ぼくを探しに

 

 

 

続ぼくを探しに  ビッグ・オーとの出会い

続ぼくを探しに ビッグ・オーとの出会い

  • 作者: シェル・シルヴァスタイン,倉橋由美子,Shel Silverstein
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1982/07/01
  • メディア: 単行本
  • 購入: 11人 クリック: 64回
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おおきな木

おおきな木

  • 作者: シェル・シルヴァスタイン,Shel Silverstein,村上春樹
  • 出版社/メーカー: あすなろ書房
  • 発売日: 2010/09/02
  • メディア: ハードカバー
  • 購入: 11人 クリック: 84回
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戦争で死んだ兵士のこと

戦争で死んだ兵士のこと

 

 

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