読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

感想文

本や映画や、いろんなことの感想文を書いています。

スポンサーリンク

ジョージ朝倉『溺れるナイフ』を読んだ!!【ネタバレなし】

 夏に、電子書籍アプリサイトのキャンペーンで、この作品だけ『39話無料』っていうのをやってて、読み始めたら止まらなくなって、課金してポイント追加しても読み終わらなくって、キリがないから結局アマゾンで大人買いした漫画『溺れるナイフ』。

 

f:id:nemurenai-same:20161104170109j:plain

 

溺れるナイフ コミック 1-17巻セット (講談社コミックスフレンド B)

溺れるナイフ コミック 1-17巻セット (講談社コミックスフレンド B)

 

 

先日映画館 で、ポスター見かけてびっくり!!

 

f:id:nemurenai-same:20161104154441j:plain

 

映画化するんですねぇ~!!

 

 

 

 

 

この漫画すごくて。

 

今まで私の中で、人生で1番の傑作漫画はダントツで『ぼくの地球を守って』だったんだけど。

 

ぼくの地球を守って 全21巻完結 [マーケットプレイス コミックセット]

ぼくの地球を守って 全21巻完結 [マーケットプレイス コミックセット]

 

 

 

それに匹敵するくらいのめりこんだ。

 

大人になってから、こんなに好きになる漫画に出会えると思ってなかった。

 

 

主人公の夏芽ちゃんは読者モデルやってる超美少女。

この設定の時点で、普通の少女漫画だったら全然感情移入できなくて冷める。

てかほとんどの少女漫画の主人公って美少女でモテモテで両想いで、全然感情移入できなくて、ぶっちゃけ萎える。

みなみちゃんの気持ちなんかわかるか!!

まぁあれは少年漫画だけど。

 

・・・若干悲しいけど、事実なんだからしょうがない。

 

でもね。

この漫画はそうじゃない。

いや夏芽ちゃんはオーラ出まくり超絶美少女なのでもちろん感情移入はできないんだけど、てか夏芽ちゃんに感情移入とかおこがましいにも程があるって感じなんだけど、それでも青春を走り抜ける夏芽ちゃんと、そんな夏芽ちゃんを惹きつけて逃がさない、破天荒なコウくんから目が離せない。

釘付けってこういうことなんだなって思う。

この心情はもしかしたら、コウくんの幼馴染のカナちゃんに近いのかもしれない。

 

カナちゃんは、コウくんの幼馴染で、地味な自分なんかコウくんには似合わないって思いながらも、コウくんに思いを寄せ続けてる女の子。

夏芽ちゃんが転校してきてからは、どこか神がかったコウくんに釣り合うのは、超絶美少女夏芽ちゃんしかいない!と思い込み、2人が離れ離れになるのを異常に嫌う。

でもそんなカナちゃんの心の中には、やっぱりコウくんを思い続ける気持ちもあって。

たぶんこの作品の中で1番、人間くさいキャラクターだと思う。

 

この作品には、夏芽が小6のとき、読者モデルをやめて都会から田舎に引っ越した出来事から、高校3年までの約7年間が描かれている。

 

f:id:nemurenai-same:20161104170109j:plain

 

夏芽とコウを中心に、幼馴染のカナちゃん、裏切った早瀬、コウの大親友の大友。

夏芽たちは、心も体も子供から大人へと変わっていく自分に戸惑いながら、お互いの距離を変えながら、1つの心の中にいろんな矛盾を抱えながら、葛藤しながら、妥協しながら、それでも諦められなかったり、選べなかったり、手に入れたり、手放したり、傷つけたり、傷ついたり、泣いたり、泣いたり、笑ったり。

 

 

あのね。

 

普通の少女漫画と全然違うから。

 

てかこれ、ホントに少女漫画枠なの?!

雑誌『別冊フレンド』で連載してたみたいだから、たぶん間違いなく少女漫画なんだろうけど。

 

 

別冊フレンド 2016年 11 月号 [雑誌]

別冊フレンド 2016年 11 月号 [雑誌]

 

 

 

恋とか親友とか、好きとか嫌いとか付き合ったとか振られたとか、そういうありがちなきゃっきゃうふふな学園ドラマとは明らかに一線を隔ててる作品。

 

たぶん、映画では中学か高校が舞台になってるんだろうと思う。

公式サイト見たら、15歳の時に夏芽が引っ越してきたってなってたから。

でも映画見たらきっと、小学生だった夏芽とコウを見てみたくなると思う。

まだ恋も知らない、キスも知らない、子供2人の逃避行。

 

映画のキャストを見たけど、主人公の2人・・・小松奈奈ちゃんと菅田将暉くんはよく知らなくて、なんとも言えない。

見た目も、今の段階ではちょっとよくわかんないなー。

でも、大友役の重岡大毅くんと、カナちゃん役の上白石萌音ちゃんは、なんだか原作のイメージにぴったりな気がする。見た目だけだけど。特に萌音ちゃんは期待できそう。

夏芽ちゃんのお母さんが市川実和子さんっていうのは、すごいぴったりだと思う!!

 

見に行きたいような。

見に行くのが怖いような。

ある意味、なんだかものすごく神聖で特別な作品だから、実写にしてほしくない気持ちもあるし、でも楽しみな気もする。

 

だってさ、あの『ホットロード』もさ、実写にしちゃって、若干あーあ感あるじゃないですか。

和希には、あの和希でいてほしかったっていうか。

あの夏芽ちゃんとあのコウくんにも、やっぱりあの夏芽ちゃんとコウくんのままでいてほしいというか。

 

というわけで。

時間見つけて映画もきっと見にいきますが。

 

とにかく漫画は超絶オススメです!!

青春が遠い日の花火になってしまった人にこそオススメの少女漫画です。

てかもはや少女漫画じゃないです。

オススメすぎて、読んでみてほしすぎて、あえてネタバレしてないっていう。

私がネタバレしないでレビュー書くの、めっちゃ珍しいです!!

だってネタバレしないで書くのめっちゃ難しいし!!

でもそれぐらい、オススメの漫画です。

 

 

漫画『溺れるナイフ』

ぜひ!!

 

溺れるナイフ コミック 1-17巻セット (講談社コミックスフレンド B)

溺れるナイフ コミック 1-17巻セット (講談社コミックスフレンド B)

 

 

 

こっちもオススメ。

 

 

nemurenai-same.hatenadiary.jp

 

 追記

この記事書いたあと、改めて読み返したんだけど、漫画に描かれた夏芽たちの7年間を、2時間の映画にまとめるのは絶対に無理だろうなと確信しました。

映画はきっと『恋愛もの』のくくりになってるんだろうけど、漫画『溺れるナイフ』は決して『恋愛もの』ではないです。

 

 

ネタバレありの感想文はこっち

 

nemurenai-same.hatenadiary.jp

 

スポンサーリンク