感想文

本や映画や、いろんなことの感想文を書いています。

アンチナタリズムー反出生主義ーという思想について思うこと

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動物愛護活動を積極的にされている方のブログを、時々のぞいています。

 

で、こんな記事みつけた。

 

最後の希望。VEGANである事と共に伝え広めたいこと。それは私たちが人間を産み出すことを止めるということです。 #アンチナタリズム #アンチナタリスト #反出生主義 - 未分類

 

一部抜粋させていただきますね。

怒り狂わないでくださいね。

  

 私の中では出産はめでたい行為では全くない。
新たな犠牲者を生み出さない、動物達の犠牲を減らしていくのと同じように、私は人間の繁殖こそ止めていくべきではないかと思っている。

 

恐ろしく増え続けている人間は現在進行形でこの世界をめちゃめちゃに破壊し続けている。
人間がどれだけこの地球にとって邪魔な存在かを感じ、人間が滅びてしまえと思った事のある人は多いと思う。

 

だけど、もし今全人類が意識を持って新たに子供を儲けないという選択をすれば、
人類を滅亡に向かわせる可能性が生まれるのではないかと考えたとき、
今まで感じたことのない新しい希望の光を見た気がして気持ちがとても晴れやかになった。
絶滅とまでいかなくても、これ以上人間を生み出すことを止めるという選択は、
この世に存在するあらゆる犠牲や苦しみを減らしていくための最も効果的な方法なのではないかと思う。
私たちは私たちの意思によって、この世で一番の害獣となってしまった人間を消し去ることができるのです。
なんてハッピープランなのでしょう!!

 

 

アンチナタリズムー反出生主義ー

っていうのは、要は

 

子を産むことは道徳的に間違いであると考える哲学的立場

 

なんだって。

 

で、このブログ主さんは、超絶動物愛護な方で、肉食反対デモとか主催してる方で、動物を救うために、人間を滅ぼしたいから、もう出産してくれるなって訴えてる。

ん?

違う?

主旨あってますよね?

 

 

わたしはね、誤解されるかもしんないけど、共感する部分がないわけじゃないんです。

だって、たったこの100年間で、地球の人口、20億から70億人になってるって、超異常。絶対増えすぎだってば。

 

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で、70億人分の衣食住を確保するために、アマゾンやアジアの熱帯雨林、南アメリカの草原、アフリカの古代湖、生命の誕生から何十億年もかけて育まれてきた生態系が、この100年の間に90%以上も失われている事実。

 

命の尊厳を無視した、工場畜産。

 

地球にとって、人間って間違いなく害獣で、人間さえ駆除されちゃえば、地球の命の連鎖は安泰って思う。

 

だって人間だけだもん。

暑ければエアコンをつけ

寒ければエアコンをつけ

邪魔な森林は焼き払いコンクリートでかため

海を埋め立てて地面を広げ

地球環境に自分の暮らしを合わせるんじゃなくて

自分の暮らしやすいように環境を合わせてぐちゃぐちゃにしちゃうの。

 

 

それに

中国の熊胆の事実を初めて知ったときには

人間なんて滅びちゃえって心底思ったし

カブトガニの血液採取や、ウサギのドレーズテストのことを知ったときには

こんな残酷なことをしなきゃ生きられないなら、もう死んじゃおうかなと思った。

 

っていうか

それは今でも思ってて

でも向き合いすぎると本当に死んじゃいそうになるから

目をそらしてるだけ。

それだけ。

 

わたしはデモとかみたいに外に怒りをぶつけるんじゃなく

自分自身の存在に怒りをぶつけそうになるから

あんまし向き合っちゃうのはヤバいんだ。

 

 

ぶっちゃけ

中国がひとりっこ政策やめるってニュース聞いた時には

なんでやめるんだよって思ったし

日本の少子化問題も

全然いいじゃん無問題!!って思ってる。

 

 

だけど自分の子はかわいいし

ともだちの子もかわいいし

知り合いが出産すれば、心からおめでとうって思う。

子どもの誕生日も、もちろんお祝いするし

こんな世界に生まれてきて可哀想なんて微塵も思わない。

 

 

あれ?

矛盾してるかな?

 

 

 

自分を含む人間は滅びるにふさわしい愚行を散々積み重ねてきて、もう最終段階に突入していると思う。
このままいけば予想されてる通り人間の愚行によって地球は滅びていくでしょう。
だけど同じ滅びるなら、罪滅ぼしの気持ちを持って、自ら滅びることを望む愛に基づいたそんな意識を持って、私はこの世を去りたい。
同じ意識で共に歩んでくれる人がいたなら、未来は違ったものになるかもしれない。
この世界を苦しみから救い出せる方法、最後の希望は、人間をこれ以上生み出さないことだ。
私たち人間は、私たちの意思によって、存在を消すことができる存在であること。
動物をはじめとしたあらゆる犠牲に心痛めてる人達に、これが意味することを考えてみてほしいと思う。

 

 

うーん

でもやっぱ違うと思う。

めっちゃネガティブだよね、この思想。

うん。

違うな。

 

 

 

この間、長男がね

 

『ねずみって、ねずみっていう動物なのに、なんで実験につかわれるときはマウスっていうの?』

『ねずみはねずみで生きてるのに、マウスってよびかたをして、命なのに、命じゃないみたいにあつかって、実験専用みたいにしちゃうの、なんで?かわいそうだよ』

 

って言ったの。

すごいいい感性が育ってるなって思って、嬉しかった。

この感性のせいで、つらい思いもするかもしれないけど、こんな感性をもった子供たちなら、未来は変えられるんじゃないかと思う。

 

昔は家畜や屠殺が身近な存在で、子どもだってニワトリくらい当たり前に締められて、そういう時代に当たり前に感じられた『命の連鎖』が今は隠されてて。

そして隠されて大人になったわたしたちの世代が、今の残酷な世の中をつくったんだと思う。

でもだからって、今の子に屠殺とかを突然見せつけて、昔の価値観を押し付けるのはきっと間違ってて

だけど、例えば、絵本の読み聞かせや道徳の授業で、今の子たちに受け入れやすい形でそういった題材を扱って、わたしたちが失ってしまった感覚を子どもたちに伝えていくことは

 

命の尊厳を尊重する世界を再構築するためには、とても大切で

その努力はきっと実を結ぶとわたしは信じたい。

 

どうせほっといたって、あと500万年もしたら、人類なんて絶滅しちゃうって言われてるんだし、そしたら地球はほっといても平和になるんだし。

 

どうせなら、滅びようとするんじゃなく、子どもたちが優しい世界で生きられるよう、努力したいなとわたしは思う。

たとえ人口が90億人になっても、100億人になっても、意識さえ変われば、可能だとわたしは思う。

そんな世界を実現させるだけのテクノロジーがわたしたちにはある。

 

そして

そんな思いでかかれた絵本を全否定して、非難して肉食批判する動物愛護なひとの思想は、やっぱり相容れないなという結論です。

 

ということで、わたしはアンチナタリズムではないということが、自分でわかったのでよかった。

もちろん、強要はしませんけどね。

アニマルライツセンターじゃないんで。

 

 

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