感想文

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野良犬や野良猫やツバメは街にいちゃいけないのか?

最近、糞尿に対する苦情を理由に、ツバメの巣を駆除するのが流行ってるらしい。

 

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何年か前、箱根の温泉街に行った時も、駆除された巣の近くを、餌をくわえた親ツバメがぐるぐると飛んでいて、それはそれは悲壮感ハンパなかった。

 

糞尿被害?

 

それって最近でてきた新しい被害じゃないよね?

 

昔からツバメは軒下に巣をつくっていたし、昔からツバメは糞尿をしてたよね?

 

なんで最近になって、それが許せなくなっちゃったの?

 

 

わたしが子どものころ、近所の野良猫にエサをあげるのが楽しみだった。

家にあったツナ缶あげたり、おこずかいでわざわざネコ缶買ってあげたりしてた。

その野良猫が、産んだ子猫を見せに来てくれたりね。

野良猫にエサをあげるのが『わるいこと』なんて風潮はない時代だった。

 

それが今では『エサやりさん』って呼ばれる、無責任で非常識な行動の代表みたいになってる。

 

野良猫って昔の方が、今よりもずっと多くて、当然糞尿もしてた。

ウチの庭にも、となりの庭にも、しょっちゅう。

 

だけど、野良猫にエサをあげる子どものわたしを咎める人はいなかったし、苦情なんてきたことなかったし、逆に、これあげてねーって、ネコ缶くれるひともいたぐらい。

 

少し前は、キャッチアンドリリースなんていって

野良猫を捕まえて、避妊手術して、避妊手術済んでますよって印に耳に切り込み入れて、もといた場所に返すっていうのが流行ってたけど

それすら最近は

『拾った猫また捨てるなんて無責任』みたいに言う人もいる。

 

飼い猫を放し飼いにするなんてもっての外。

飼い猫は外に出さないのが常識。

昔はテレビで

夜の間、飼い猫が家を抜け出して野良猫の集会に出席してるのを追跡!!

みたいな番組がやってたほど

放し飼いは一般的な飼い方だったんだけどね。

 

 

野良犬もいたなぁ。

学校からの帰り道、よくいる野良犬がいて、噛まれるんじゃないかと、みんなでドキドキしながら横を通った。

実際噛まれた子はいなかったけれど。

 

 

街にはもう

野良犬も

野良猫も

ツバメも

居場所がない。

 

人間のつくった街には

人間しかいちゃいけないの?

他の動物が住んじゃいけないの?

それってフィールド的にはものすごーく不自然。

 

糞尿被害?

そんなの昔からあったじゃん。

それを気持ちよく掃除できなくなっただけでしょ?

変わったのは

人間の心の方。

 

でも知ってる?

野良犬がいなくなったせいで

熊や

イノシシや

サルや

タヌキや

ハクビシンが

畑や街に降りてくるようになったんだよ。

熊やサルの被害から畑や街を守っていたのは

野良犬だった。

 

野良猫やツバメがいなくなったら

今度は何が増えるんだろう?

蚊とかゴキブリとかだったら

やだなぁ・・・。

 

人間の街にも

人間の街なりに生態系があったのを

また人間が壊している。

排他主義の人間が。

 

 

どこまでもエゴイストな人間。

 

『糞尿が迷惑』

『鳴き声がうるさい』

『子供が噛まれたらあぶない』

 

すごくまっとうな苦情に思えるけど

本当にそうなのかな?

 

野良猫は『侵略的外来種』に指定されてて

沖縄の離島とかでは貴重な固有種を絶滅に追いやったりもしてるし

駆除されるのも仕方がないけど

ちょっと違和感は残る。

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