感想文

本や映画や、いろんなことの感想文を書いています。

間引き

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愛読してるサイト、謎と不思議の大冒険『カラパイア』さん。

 

カラパイア

 

karapaia.com

 

管理人はパルモちゃんっていう若い女子。

パルモちゃんは、おそらく、相当動物愛護の意識が高いひとなんだと思うけど

直接的な記事はあまり書かない。

問題提示もしない。

そのことに関して、自分の意見を記事に入れることもほとんどしない。

ただ、事実を淡々と並べて、それをコメント欄にゆだねる。

 

印象的だったのは、ミックス犬の記事。

 

karapaia.com

 

100を超えるコメント欄の方がむしろ本文みたいになってる。

パルモちゃんの狙い通りなんだろうなと思う。

 

 

そんなカラパイアさんちのパルモちゃんが、珍しくかなり際どいのぶっこんできた。

  

karapaia.com

 

ここに書いてある通り。

 

 鶏卵業界ではニワトリのオスのヒナを殺処分している

 

我々は食べるためならば動物を殺して良いと考えているが、オスのヒナはただのゴミとして扱われる。

 

 

 

ちなみに当然、オスとメスの比は1:1です。

つまり

生まれたヒヨコの半分は、生まれてすぐに、ゴミ・産業廃棄物として捨てられていることになる。

 

f:id:nemurenai-same:20170818152145j:plain

 

最近は動画サイトで関連動画が出回ってるし、子どもでも知っている子も多い。

  (わたしは見てません。検索される方は自己責任で)

 

コメント欄に『知らなかった』というひとが多くいて意外だった。

 

以前、NHKEテレの『ピタゴ〇スイッチ』っていう番組内で、ヒヨコのオスとメスを見分ける職業『ひよこ鑑定士』を紹介してたんだけどね。

『オスとメスでは適したエサや育て方が異なるため、ヒヨコのときに別々にします』っていうナレーションとともに流れていた映像では、たくさんのヒヨコが流れてるレーンからオスのヒヨコがつままれては、処理機に放り込まれていて、血の気が引いた。

 

ナレーションと映像合ってないし!!

 

 

ちなみに。

昔、縁日で売られてたヒヨコはほとんどオス。

ゴミとして殺処分されるよりは縁日で売られた方がまだマシだったと思うんだけど、愛護団体の反発のせいで、今は売られなくなっちゃいましたね。

 

 

以前、平飼い採卵養鶏場の方のブログを読んでいたことがあってね(何年も前に更新が止まっちゃって今はどこにあるかわからないけど)。

その農場では、メス5羽に対してオス1羽を混ぜて飼育しているんだそう。

そうすることで、ほとんどの卵が有精卵になるんだって。

そのブログ主さんは、本当はもっと、オスを仕入れてあげたい(助けてあげたい)けど、これが限界だって、オスのニワトリに申し訳ないって言ってた。

 

 

こんなにバイオテクノロジーが発達した今も、オスが生まれないようにする技術も開発されず、いまだに、ヒヨコの半分が間引かれてるってどういうことなんだろう?

きっと、このシステムに誰も困ってないから、技術も開発されないんだろうね。

人手がかかった方が職を生むしね。

 

カラパイアさんによると

 

 業界はこの問題解決のため、レーザーで早期に検卵を行いオスと判明したら孵化させないなどの、技術開発を行なっていると主張しているが、2020年まではこのままだそうだ。

 

ということだそうだけど。

 

再生医療が発達すると臨床工学技士の仕事がなくなる!!って騒がれるぐらいの世の中だから、難しいのかもしれないね。

 

 

そして最近。

食用として飼育されたニワトリも、小さくてお肉にできないものは、ただ殺されて、廃棄されている事実を知りました。屠畜と異なりとても雑な方法で。

だって、ゴミだから。

 

自立できない家畜は法律上食用にできないから廃棄っていうのは知ってたけど、小さいっていう理由で廃棄されてるのは初めて知って、ショックだった。

 

採卵養鶏場でも、卵も産まず、病気のニワトリは食用にもならないため、廃棄。

ただただ死ぬまで放置されたり、生きたまま焼却されたりするそうです。

ゴミとして。

 

そして採卵養鶏場で2年ほど卵を産んだニワトリも、以前はすべて食用に加工されていたんだそうだけど、近年は、ブラジルらへんから安い輸入鶏肉が入ってくるようになって、採算がとれず、そのまま廃棄処分になることもあるんだそう。

 

こんなことされるようになったの、昭和40年ぐらいかららしいよ。

ここ50年で、家畜の尊厳は地に落ちた。

 

 

だけど。

この問題に警鐘を鳴らしている衆議院議員さんがいる。

 

 

 

森英介さん

 

にわとり残酷物語 | 衆議院議員 森 英介

 

卵を産んだり、人間に食べられたり、はたまた、ちょっと格は落ちるが、他の動物の餌になったり、農作物の肥料になったり、そういう多少なりとも意義のある用途に供されるのであれば、にわとり達としても、まだしもこの世に生れた甲斐があったというものだろう。だが、産業廃棄物と同じように扱われてしまっては、いくらにわとりといえども、些か不本意なのではないだろうか。 

 

 

最近では、世界的に動物福祉が見直されてきて、ヨーロッパでは2014年からニワトリのバタリーケージや母豚のストール飼育が禁止されたし、アメリカのマクドナルドは昨年、平飼い卵のみを使用することを決めた。

 

news.yahoo.co.jp

 

利害関係者全員の欲求を満たすような、安くて人道的で効率的で安全な飼育方法などありえないでしょう。どこかで誰か、何かにしわ寄せが行くはずです

 

 

畜産は必要。

畜産だって利益を生むためには間引きも必要。

でも、野菜の苗を間引いて捨てるのと同じように、ヒヨコを捨てるのに、抵抗感は感じていたい。