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日大アメフト部問題の一連の流れを追って個人的な見解[まとめ]

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心を動かされたのはやっぱり宮川くんの会見

 

無数にたかれるフラッシュの光に、何度も目をぎゅっとつむりながら

意地悪な質問にも、真摯に対応していた彼の姿や

彼を正しく守っていた弁護士さんの様子に

本当に心を打たれた。

 

たとえ間違ってしまっても

彼のように誠実でありたいと思った。

 

 

nemurenai-same.hatenadiary.jp

 

 

内田監督の会見を見て

 

『指示はしていない』

『受け取った選手が誤解しただけ』

『見てない』

『覚えてない』

 

卑怯だと思ったけれど

証拠がない以上、言った言わない問答になれば

もしかしたらこれで押し通せてしまったりするのかなと

心配というか

諦めに似た感情を持った。

 

 

週刊文春の記事を読んで

 

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時代錯誤だったし、世間の常識からはずれていたけれど

内田監督も男気のある人だと思った。

 

警察が動きはじめ、自分が犯罪者になってしまうかもしれない状況になって

逃げ腰、保身、なすりつけに走ってしまった姿は

本当にみっともなかったけど

理解できなくはないと、正直思った。

 

 

nemurenai-same.hatenadiary.jp

 

 

奥野さんの呼びかけに感動

 

被害を受けた選手のお父さんが、監督・コーチの会見を受け、宮川くんを守るために動いた。

  

www.facebook.com

 

 

議員さんだそうだけど、この行動を売名と思われたくないと、次の選挙には出馬しないという。

 

私は、この事件に息子と、アメフト、アメフトを愛する両大学の子どもたちの為、日本のスポーツ界の信頼回復の為全てを捧げる所存です。
すでに、市議会維新代表にも伝えております。私の記者会見前に決断していたことですが、任期満了を持って大阪市議会議員にピリオドをうち、次の選挙では立候補いたしません。
残りの人生をかけ真剣に、とことん、この問題に向き合う覚悟です。ご協力お願いいたします。

 

 

被害届を出すなど、もともと知識も行動力もあった方だからこその、この呼びかけ。

 

自分の立場を投げうったこの宣言に、やっぱり心を打たれたし、この人を動かしたのは、あの宮川くんの会見だったんだと思うと、じんとする。

 

 

日大アメフト部選手が立ち上がったことにも感動

 

奥野さんの呼びかけを受けてか、アメフト部選手が立ち上がった。

 

www.asahi.com

 

何事にもさめてる、事なかれ、熱くなることのない印象の『イマドキ』の若者が、チームメイトを守るために動き始めた。

 

「次のスタートを切るための一歩。今ここでモヤモヤしていても、うまくいかない。どうなるか分からないけど、前に進んでいきたい」

 

 

大学側に単位を人質に取られてる学生が、声明文を出す。

どれほどの勇気だろう。

宮川くんの勇気が、周囲を動かしていく。

 

 

また、そんな学生たちを、関わるなと制止せず、応援する保護者の方たちにも感動。

 

また、この日、同部の保護者ら約110人が東京都内で父母会を開き、選手を支援することを決めた。
同会会長は、4年生の選手代表から連絡があったことを明らかにし、「選手としても一致団結したい、声明を上げたいと言っているので、それを支援したい」と語った。

 

 

こんな素晴らしい連鎖は、そうめったに見られるものじゃないと思う。

 

 

日大から学生への通達にずっこけ

 

対する日大サイド。

 

news.careerconnection.jp

 

 

大学側からの連絡は、ゼミの教授を通して学生に伝えらえた。その内容について男子学生は、「歩道で広がって歩いたり、信号を無視したりしてキャンパス近隣の住民に迷惑を掛けないように言われました」と話す。

 

 

日大理事がやってることを思えば、学生の信号無視なんてちっちゃい蚊に刺されるようなもんんで、たとえ日大の学生が信号無視したとしても、週刊文春がスクープするとは到底思えない。

 

 

日大教職員組合が声明文を出す

 

この異常な状況下で、学生に『歩道を広がって歩くな』と通達を出すような本部と、いっしょくたにされてはかなわないと思ったのかな。

我慢の限界という感じ。

 

www.nikkansports.com

 

日本大学アメリカンフットボール部問題は、競技反則のあり方にとどまらず、大学法人本部の危機管理能力欠如をいよいよもって露呈させている。とりわけ23日の内田前監督らの会見は、司会者の不遜な態度を含め、大学側の不誠実さを広く世に知らしめた。このままでは、5月21日の組合声明で危惧したとおり日本大学の信用は地に落ちるばかりであり、大学、付属校の存続にも関わりかねない。

 

むちゃくちゃまとも。

 

7月には各学部がオープンキャンパスの実施を迎える。それまでに社会からの信用回復について有効な手立てを講じないかぎり、教職員は受験生やその保護者からの問い合わせに真摯に応答することもあたわず、ひいては入試に向けて壊滅的な影響が表れる可能性が現実のものとなりかねない。

 

そうだね。

いまのところ、子供を日大付属に進学させるという選択肢はないです。

 

 

今回の一連の事態に対して、在学中の学生・生徒、その保護者がいかなる心情で対しているか想像をめぐらすべきである。法人本部が適切な対応能力を欠いている以上、この非常事態のなかで毅然とした態度をとれるのは個々の教職員以外にない。社会に対する信用回復はもちろん、今回の件でもっとも矢面に立たされているアメフト部を含む学生・生徒・保護者・卒業生など日大にゆかりある人々の組織構成員に対する信頼をつなぎとめ、ひいては自分たちの職場を守るためにも、いまこそ一致して意思表示をするべき時であると、ご理解いただきたい。

 

 

宮川くんの会見を受け、被害選手のお父さんが立ち上がり、チームメイトとその保護者が立ち上がり、そして大学の先生が立ち上がった。

 

 

そして嬉しい想定外。世間の評価も正当

 

this.kiji.is

 

headlines.yahoo.co.jp

 

www.asahi.com

 

 

そんな中、あの司会者の態度も少し理解できるようになった

 

www.hochi.co.jp

 

謝罪するために日大側から呼びかけて集めた取材陣に対する米倉氏の態度は決してほめられたものではないし、会見でも指摘された通り、守るべき日大の「ブランド」を大きく傷つけたことは間違いない。
ただ、大塚学長の「同じ局なのに、3つ4つクルーが分かれていて、イラッとしたのでは」という言葉に納得してしまう自分がいたのも確かだ。

 

 

そして内田監督を悪人だとは思わない

 

内田監督は、試合直後、宮川くんに、『俺がやったと言えばいい』『お前が成長してくれればそれでいい』『気にするな』といった声をかけていて、それはきっと本音だったんだと思う。

 

この記事にも書いた通り

 

 

nemurenai-same.hatenadiary.jp

 

やったことは卑怯だし酷いけど、これらのセリフを聞くと、指導者としての男気すら感じてしまう。内田監督は内田監督の信念があっての、あの指導、あの指示だったんだと思った。

その信念が、スポーツマンシップや世間の良心から逸脱しすぎていたんだけど。

 内田監督や井上コーチは、あの試合の直後まで、宮川選手のため、チームの勝利のためって、心から思ってたんだろうなっていうインタビュー内容だった。

 

 

そしてこの記事を読んで、とても腑に落ちた。

 

ameblo.jp

 

スポーツマンシップってなんだろう、とずっと思っています。
正々堂々と・・・と宣言をしておきながら、
やってることは、まるでちがってる気がします。
その原因は、指導する人の「常識」なのだと思います。

以前、ある飲み会で、体罰について議論になりました。
僕は、体罰は刑法では犯罪なのだから許されない、と思っていますが、昔、部活などで、罵倒され、ビンタされ、蹴飛ばされて練習してきた人達は、「子どもなんてのは、ガツンとやんなくちゃダメなんだ!愛の鞭なんだ!殴られて正しく育つんだ!」なんて、真剣に言っています。
それが、彼の経験したことです。彼の常識です。

 

 

わたしも中学時代、なにを間違ったのかテニス部にいたことがあって、先生に理不尽にビンタされたり、先輩が後輩を『好きな順に自分のチームにとっていく』という、いじめのような指導があり、最後から2番目でやっととってもらえたのは、かなりのトラウマだ。

ていうか、中学時代のことはほとんど覚えてないのに、テニス部で受けたこれらの指導を今でも鮮明に覚えているのは、当時、相当な傷だったんじゃないかなと思う。

 

でもそんな指導も当時は『教育』としてまかり通っていたのだ。

 

 

子供の通う小学校の校庭で活動している少年野球チームがあって、そのチームコーチが、いすにどかっと座ったまま、子供たちを怒鳴り散らしているその声~わたしには暴言にしか聞こえない~を、教室の中で聞いているだけで胸が痛む。

その罵声(個人的な感想)を浴びている子どもたちはなんで平気でいられるのか、そんなところに子どもを預ける親の気持ちも、わたしには到底理解できない。

 

少なくとも、あのノリは、わたしの常識とは到底相容れない。

それが体育会系の常識というのなら、わたしは体育会系が合わないんだと思う。

 

 

 

この辺の記事に少しなごんだ

 

一連の流れの中で、にやにやしてしまった記事一覧。

 

 

blog.livedoor.jp

 

 

blog.livedoor.jp

 

 

blog.livedoor.jp

 

 

kabumatome.doorblog.jp

 

 

最後に

 

わたしはわりとミーハーで。

そんなミーハーな気持ちでたぶん最初はこのニュースを見始めたんだと思うけど

宮川くんの真摯さが周囲を動かしていく波には本当に感動してしまった。

世の中、正直者がバカを見ることの方が圧倒的に多くて、だから今回もそうなると思っていたけど、違った。

 

宮川くんの誠実さが、すべてをひっくり返した。

 

 

被害選手のお父さんは、監督・コーチを刑事告訴することも検討しているんだそう。

ただ、そのためには、宮川くんは告訴相手からは外せないんだそうで、宮川くんについては、減刑を求めていくとも。

 

この先、嘆願書を提出したり、署名をあつめたりすることになるかもしれない。

 

真摯で誠実な彼がまた、大好きだったアメフトを取り戻す姿を、見たいなぁと思うし、こんな部外者な、無力なわたしでも、もし彼のためにできることがあるのだったら、協力したい。

 

だけどその他のいろんなニュースのように、忘れてしまっては、彼の力になることもできない。

だからこの件は、自分の中で風化させず、これからもずっと、関心を持ち続け、最後まで見届けたいと思う。

 

 

 

 

ちなみに文春のそのほかのページは一切読んでない。

基本的に好奇心はないタイプ。

 

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nemurenai-same.hatenadiary.jp